平飾りとは、五月人形でも定番の飾り方です。コンパクトなサイズや兜、鎧等デザインも種類が豊富なので、ご家庭に合ったものをお選びいいただいております。
収納飾りは、飾り台の上に飾ります。飾り台には鎧や兜、屏風などを収納できるスペースを設けておりますので、コンパクトな上に手軽に出し入れができます。
ケース飾りは、五月人形を汚れやキズから守ってくれます。また、ケースを拭くだけでお手入れができ、出し入れもそのまま飾るだけなのでとても便利です。
鯉のぼり
ケース飾りは、五月人形を汚れやキズから守ってくれます。また、ケースを拭くだけでお手入れができ、出し入れもそのまま飾るだけなのでとても便利です。
五月人形・五月飾りとは?
いずれも、男の子の誕生を祝うとともに、無事に成長し、強く立派になるようにという、両親や家族達の真剣でしかもあたたかな祈りを込めて飾ります。
五月飾りの種類
五月飾りには、内飾りと外飾りがあります。
内飾りとは
現在のメインは鎧または兜です。これに道具を添えて飾ります。
このほかに、子ども大将と言われるものもあります。男の子の健全な成長を祈って飾ります。
外飾りとは
鯉のぼり・旗のぼり・武者絵のぼりなどがあります。
現在では大型のものに対し、小型のベランダ用セットもあります。男の子の出世を願って飾ります。
五月人形・五月飾りは誰が贈るのですか?
昔から、母方の実家から贈る例が多いようですが、最近は、両家で贈ることも多くなっています。
また、鯉のぼり・武者絵のぼりなどの外飾りは母方、鎧や兜などの内飾りは父方で用意することもあるようです。
いつからいつまで飾るのですか?
飾り付けは、春分から4月の中旬、片付けは遅くとも5月中旬までに済ませましょう。
二人目・三人目の場合は?
その子自身の成長を祈るものですので、一人一人に用意してあげたいものです。
それが難しい場合、その子自身のための五月人形などを買い求め、健やかな成長を祈ってあげたいものです。
また鯉のぼりも同様に、一人一人に用意してあげたいものですが、二人目、三人目の場合には鯉を足していくことも多いようです。
端午の節句と菖蒲の関係
昔から菖蒲は、端午に欠かせない植物でした。菖蒲の葉の強い香りに、邪気を祓う力があると信じられ、「しょうぶ」の音が「尚武(武道・軍事などを大切なものと考えること)」に通ずることもあり、象徴とされてきました。
現在でも、菖蒲の葉をお風呂に入れる習慣があります。これは、身体の穢れを除き健康によいとされています。
鯉のぼりの由来は?
鯉のぼりは、中国の伝説で、黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みたが鯉のみが登り切り、竜になることができたという『鯉の滝登り』にちなんでいると言われています。
どんな試練にも耐えて立派な人になるようにという立身出世の象徴とされ、戸外に飾るのは神様への目印だったと言われています。